「十三や」 [others]
上野の不忍池を前にしたこのお店は小さい頃から知っていました。しかし、櫛を売っているお店ですから、全く縁が無かったのですが、この年になり、自分用の黄楊の櫛が欲しくなり買いました。
それがきっかけで分かったのですが、なんと歴史のあるお店なのかという事です。
元文元年(1736年)開業、以来手作りの黄楊櫛を商ってきた由。屋号の由来は、九と四を加えると十三になるところから「十三や」と名づけられました。材料の黄楊は鹿児島産の薩摩つげを使用し、これを乾燥して一枚、一枚ていねいに手で作ったものです。
「本つげ」と銘うって売られている櫛は、殆どが外国から入る代用つげで、本物ではないようです。
国産の黄楊は使い込むほどに艶がでて使いやすくなるなるようです。何時まで使うことが出来るやら。
沖仁 ミニ・ライブ&サイン会 [exhibition]
昨日は沖仁のアルバム、「Al Toque」を買ったので、
標題コンサートのペアチケッテをゲットし、銀座山野楽器の7F、JamSpotに行ってきました。
演奏は、
1.「マエストロ・セラニート」 (ソレア) 決勝での演奏曲
2.「グリママ」 (グラナイーナ) 準決勝での演奏曲
そして、MC無しでの一人舞台で、フラメンコ独特のコンパス(拍子)のお話と、
実演での説明がありました。普段のコンサートではまずない事で、面白かったです。
そして、
3.「クラシック・メドレー」 (ブレリア)
4.最後にブレリアによる即興演奏、でした。
そして、舞台中央でのサイン会です。
立見が出る程の盛況ぶりで、女性が圧倒的に多く、それも若い人から
中年の方までと幅広い人気ぶりが伺えます。
日本での女性のバイレ(踊り)人口はスペインに次いで二番目でしょうか。
昨今は女性のサックス、エレキギターで活躍されている方もおり、
何れ、優秀なフラメンコギター奏者も出てくるかも知れません。
前列に居た若い女性は、爪からして明らかにF・ギターをやっている事が分かりました。
20歳の時にクラシックからフラメンコに転向した沖仁。
36歳になったばかり、これから更なる活躍が期待できる音楽家です。
特別展 和田誠の仕事 [exhibition]
日頃から和田誠さんと村上春樹氏の「ポートレイト・イン・ジャズ」を愛読しているが、
渋谷にある「たばこと塩の博物館」での特別展をみてきました。
出品リスト
和田誠とたばこ
ポスター
マーク・ロゴ
LP ジャケット
映画
絵本
絵本の原画
装丁
新作: ピース広告
新作: 映画の中の煙草
映像 (和田誠ただいま製作中ーテレビで製作中の様子が見られます)
昔、ハイライトを良く吸ってましたが懐かしく、ピースなんか誘惑されている様で
本当に吸いたくなってしまいます。和田さんは今は吸っておられない様ですが、
煙草を描くと天下一品って感じがします。
ジャズメン、映画俳優さん等を描くと独特の味わいがありますね~。
アフタヌーンコンサート [sound]
昨日は、大分以前に姉から紹介してもらったクラシック・ピアノの村本麻里子さんとソプラノ歌手の和泉純子さんのコンサートに行ってきました。会場は池袋のシャロンゴスペルチャーチで、2時pm開演。小さな小奇麗な素敵な教会で、音響も良く、以前より存じている画家の金井さんともお会い出来、楽しい一時でした。
今年はシューマンの生誕200周年のメモリアルイヤーで、昨日、9月12日はシューマンのクララ・シューマンとの結婚記念日だそうです。前半はシューマンを主体として、後半はショパン、シューベルト、シューマン、そして、アンコールが2曲でした。後半の村本さんのショパンの「ノクターン」と「バラード」のソロが印象深く残りました。
和泉さんは、東京芸大卒業、同大学大学院修士課程独唱科修了。村本さんは東京芸大卒業後、ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学卒業、ディプロマを取得されてます。お二方とも非常に気さくな方達で、終了後一階での立ち話でしたが、本当に楽しい一時でした。又の機会にお聴きしたいと思います。
第七回華風会書展 [exhibition]
毎年恒例の、中野にあるギャラリーで行われている書の展示会に家内と行ってきた。二人の姉が毎年出品している。先生は篠田華邨さん。姉達以外にも何人か以前から存じている方も出されているので、お会いするのも楽しみですし、今日も姉の友人を紹介してもらい、一時、楽しい時間を過ごして来た。書の事は良くは分からないが、いいもんだな~とは何時も思っている。
篠田華邨先生: →
「大海の 磯もとどろによする波 われてくだけてさけて散るかも」
↑
会場の一部、気軽にゆっくりと拝見出来、何時もいい雰囲気で過ごし、楽しい時間である。会期は4日間であるが、毎年、なかなかの盛況である。
沖仁、TV出演 [day by day]
今日の10:30amに歯医者さんの予約がある事は言いましたが、出かける少し前に仲良くして頂いているHさんからTELがあり、NHKの「いっと6けん」に沖さんがでますよ~との事。あわててブルーレイの録画予約をしようと試みたのですが、いや、待てよ、歯医者の予約が10時半だから、待合室にあるTVで観れるなと思い、よし、それでいこーって事にしました。結果、正解で、写真を撮っておきました。グラナイーナ(曲種)で沖仁作曲のグリママを生演奏で聴く事が出来ました。10分程の放映でした。Hさん、ありがとうございました。
このコンクールは以前にも紹介したのですが、このコンクールの事です。爪の事に関しても少し話しておりましたが、少々かじっている僕もよく分かるのですが、弱い爪ですと少し弾くとぼろぼろになります。爪の質は重要ですが、何れにしても瞬間接着剤を弾く右手爪に塗り固くします。接着剤は釣り具の上州屋で売っている釣り用の接着剤が一番いいとされており、プロは皆これを使っている様です。F・ギタリストがスペインに行く時のお土産で非常に喜ばれるようです。
雷も鳴り、今日は一日雨のようです。台風9号が近づいてきてます。猛暑ともこれでおさらば出来るといいのですが。
スカイツリー [day by day]
昨日はかかりつけのお医者様で区の高齢者健康診査(無料)に行ってきた。一通りの検査をし、結果は一週間後に分かる。帰路、帰り道を変え、噂のスカイツリーの見える橋まで行き、写真を撮って来た。
今日の空 [addition]
ベランダから空を見ていて、何となく撮った夕方5時頃の空です。秋の気配を感じますが、相変わらずの猛暑。昨日は京都で39.9度を記録したとか。秋刀魚も不漁で高値。生態系も崩れてしまうのもしかたがないのか!
沖仁、情熱大陸に出演 [sound]
毎週日曜日の午後11時から30分、時々観ているのだが、TBSのTV放映、昨日の「情熱大陸」に、フラメンコ・ギタリストの沖仁が出演した。大分前の記事で彼が優勝した事を書いているが、TVでその時の様子が少し見られ興味深く観た。前回は準優勝であったから、今の彼の実力からしてまー、妥当だろうと思う。女性エレキ・ギターのオリアンティ(現在25歳)もそうだけれども才能があるのでしょう。そしてそれぞれ何よりも好きなんだと思う。好きだから何時も弾いている、上手くなりたいから練習する、苦にならない、そういう事なのだろう。沖さんはビセンテ・アミーゴの演奏を見て衝撃を受け、フラメンコに転向したと言われています。ソロのライブも多いのですが、様々な人達とのコラボもやっているようです。その時の沖仁の日本での演奏です。若い沖がリーダーとして引っ張っている模様が良く分かります。
この番組は様々なジャンルの方達が出られるので非常に参考になります。大分前にみたアートディレクターの水谷孝次さんも興味深い人で記憶に残っています。
午後のユキ [dog]
モダンジャズII [addition]
考えてみると何故モダンジャズを聴くようになったのかなーってきっかけを思いめぐらした結果、ピアノのオスカー・ピーターソンを聴いて見てからかなと思います。最初の印象は、とにかくタッチが早く小気味よく進行していく演奏スタイルと物凄い速さの演奏テクニックに魅かれたのですね。
それ以降は様々な楽器演奏を聴いていくわけですが、日本のジャズピアノ界ではというと、優れた人が沢山います。今現在、個人的には正当派のジャズピアニストとしての小曽根真が一番好きで抜きん出ている様に思ってます。ラジオのJ-WAVEでも活躍されていますし、彼がナビゲーターをやっている番組は出来るだけ聴くようにしています。モダンジャズのピアニストとしては結局、ビル・エヴァンスが一番好きになった人です。演奏スタイル、音楽性が小生の感性と合う様に思います。 「ワルツ・フォー・デビー」です。
モダンジャズ [sound]
学生時代からモダンジャズ、フラメンコギターに親しんできた。千駄木の実家に行った帰りには必ず団子坂という坂を下り、交差点を右折するが、右折する直ぐ手前の左地下にいつからかジャズスポットが出来、看板の「ジャンゴ」という文字が目につき、気になってはいた。未だ行った事はないが、機会があったら覗いてみようと思っている。名前からして、ベルギーのジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトからとったものだろうと思っていたが、やはりそうであった。彼の死を悼んでMJQが「ジャンゴ」というタイトルの曲を演奏している。リーダーのジョン・ルイスが率いる知的な紳士達の雰囲気を漂わしたカルテットである。その演奏スタイルは皆素敵であるが、特にミルト・ジャクソンがかっこいい。
若くして亡くなったポール・デスモンド、テイクファイブであまりにも有名になった。彼独特の音色で、好きな演奏家の一人である。その演奏を聴いていただこう。「エミリー」