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「十三や」 [others]

上野の不忍池を前にしたこのお店は小さい頃から知っていました。しかし、櫛を売っているお店ですから、全く縁が無かったのですが、この年になり、自分用の黄楊の櫛が欲しくなり買いました。
それがきっかけで分かったのですが、なんと歴史のあるお店なのかという事です。

お店の正面.JPG

店奥にある屋号.JPG

 

 

 

 

 

 


元文元年(1736年)開業、以来手作りの黄楊櫛を商ってきた由。屋号の由来は、九と四を加えると十三になるところから「十三や」と名づけられました。材料の黄楊は鹿児島産の薩摩つげを使用し、これを乾燥して一枚、一枚ていねいに手で作ったものです。
「本つげ」と銘うって売られている櫛は、殆どが外国から入る代用つげで、本物ではないようです。
国産の黄楊は使い込むほどに艶がでて使いやすくなるなるようです。何時まで使うことが出来るやら。

櫛の数々.JPG

14代目、ご主人.JPG



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